石田典がパワー発揮
シリーズの主役となるのは石田典大だ。前期には5度の優勝があり、レインボーカップにも出場。今期まだ優勝こそ手にできていないものの、出場した3場所すべてで決勝進出し準V、決勝3着が1回ずつと実績では断然。ここでは大病を乗り越えて前期には1・2班戦でも優出のあった鈴木龍之介がしっかりと後位を固めるとなれば、持ち味のパワーを生かした先行勝負に出て関東勢でのワンツー決着を目指す。
前期2度のV実績ある枝村弘樹は、優勝からは遠ざかっているものの、コンスタントに優出を果たしている。また当所は1月に出走したばかりで1着。3日間最終バックを取る積極的な走りを披露した。得意のまくり中心の機動力でV奪取を狙う。九州勢は援軍も手厚く、井上将志は2月立川1着で優勝を飾っており、降班後3場所で優勝1回、準V2回という抜群の成績を残している。同じく降班組の片折勇輝、永田修一、1月当所で先行した枝村の番手から抜け出して、久しぶりの優勝を決めた地元の荘田竜斗も上位進出は十分だ。
宮道良輔も申し分のない実力の持ち主で、11月四日市MNで初優勝。その後も連続優出中と好調をキープしている。先行中心のレーススタイルが持ち味で、その逃走劇は軽視できないだろう。