好脚そろうも山本勝で
7R制モーニングは機動型が充実。V争いの中心には山本勝利を推したい。関東は埼京ラインと地元勢が軸のラインとで二手に分かれると考えられそう。埼京ラインの先導役の山本は2月西武園を3連勝で制したが、連日積極的なレースでS級で活躍してきたのはダテではないというところを見せ付けた。今シリーズも積極的に前々に攻め上がって、大澤雄大と台和紀の埼玉勢とラインでの上位独占を果たす。
徹底先行が持ち味の宮下一歩に、小林申太、野間司の地元勢が続きそうなラインも黙っていない。一旦先手を握ったら、誰も出させない競走をする宮下は競走得点以上に頼もしい存在だ。小林はまだまだ自力で戦う選手だが、ここは宮下に前を任せ優位に運んでいきたいところ。
栗田万生、中井達郎、小菅誠の南関勢も侮れない。栗田も先行策を貫く選手で後位を回る選手からの信頼も厚い。中井と小菅のしっかりとしたサポートがあるので、栗田も迷いなく駆けるだろう。乗る中井らの台頭にも要一考。
上記の選手をまとめて破る爆発力を誇るのが猪狩祐樹だ。前団が踏み合ってくれれば出番。昨年はVラッシュで大暴れしていた猪狩なら、単騎戦になってもタイミングを逃さず仕掛けていければV奪取のシーンも。思い切って猪狩を優勝候補筆頭に推す手もありそう。