力強さ際立つ猪狩祐
優勝候補は5指に余る大混戦。狙いは絞りにくいが、動きがいいのは猪狩祐樹。今期初戦の1月で岸和田❷着(4日制)と好走すると、2月平では3連勝。3月取手まで今期は6場所走って準決はオール1着。豪快な一撃を決めて別線をねじ伏せるとみた。堅実な佐藤雅彦が食い下がり北日本ワンツーを狙う。
菅原裕太、金野俊秋と2枚の自力型を擁する南関勢も戦力は整っている。菅原はS級でも同格戦なら通用していて、降級した今期は1月宇都宮で準V、同月岸和田、2月川崎を連覇している。金野は今期に入り今ひとつも、昨年後期は4V。長田祐弥まで含めて好連係を決めれば、南関勢がVをさらう場面もあろう。
パワー溢れる金子哲大にも食指が動く。11月松阪~12月西武園まで3場所続けて準V、1月小松島も❻着と悪くなかった。ただ、その後は病欠もあって今ひとつの感がある。
松崎広太、木村貴宏、高塩讓次の茨栃勢にも要注意。