出走なら岸田剛で不動
好メンバーがそろったが、出走なら岸田剛が本命だろう。岸田は1月立川、2月四日市MN、同月久留米で3連続Vを果たし、11日からの福井にS級特進を目指して出走する。ジャンから果敢に攻めて押し切ってしまう先行力はすでにS級クラスだ。
岸田が不在なら、松崎広太と高塩讓次の栃茨コンビ。123期のトップを切って昨年9月に1・2班戦Vを果たした松崎は12月大宮でも優勝している。ただ、年末年始に体調を崩したのが響いたのか、今年は決勝を外す場所が続いているのが気掛かり。調子を戻してくれば、卓越した先行力を発揮して高塩と上位独占は十分。抜群の安定感で充実一途の高塩を本命に推してもいいほどだ。内田玄希、川口満宏の東京コンビも茨栃勢に加勢ならラインはさらに強力になる。
原大智と伊藤奎の北勢にも目がいく。原は10月小松島MN❶着で優勝しており、その後は落車もあったものの、2月西武園MN1❻着と再び調子を上げてきている。自力自在に立ち回れる伊藤だが、1月平のVは番手を回って手にしたもの。ここも原を目標にして差し脚勝負が理想か。
三浦貴大は岸田が不在なら出番を作れそう。中部の援軍こそ手薄だが、位置を取ってのタテ脚勝負が得意パターンなだけにハンデにはならない。