大混戦も地元竹澤雅に期待

竹澤雅也
ルーキーを中心に決勝常連の好メンバーがそろったが、地元の竹澤雅也を推す。ルーキーシリーズ四日市で準優勝という実績のある竹澤は、本格デビュー後は苦戦が続いていたものの現在7連続優出中。今期は準V3回と好成績を残しており、地元戦となれば初優勝も十分に狙えそうだ。
層の厚さは九州勢にある。今期2度の優勝がある峯口司は前期にはレインボーカップに出場。1度は特別昇班に王手を掛けた実績もある。3月小倉2着で決勝は果敢な積極策で逃げ切ってみせた田中会心は、バック回数2ケタの積極性がウリだ。特班を目指して連勝中であった櫻木雄を差し切っての優勝がある中野真吾は、降班後ここまですべてで決勝進出を決めており、その機動力は新鋭が相手でも引けを取らない。廣田樹里、片折勇輝も降班後はコンスタントに優出しており、九州勢で分かれたとしても最大勢力となってくるだろう。
ルーキー相手にそん色のない実力を発揮している小榑佑弥は、決勝確定板の常連。まくり中心のタテ攻撃で一発を狙いたい。
前期末には1・2班戦で予選で連対の多かった野崎翼は、2月大垣MN、3月岐阜と連続優勝。実力は拮抗しているだけに、野崎の一発も侮れないだろう。