大混戦も櫻木雄がリード
決勝常連の123期が多くそろったが、櫻木雄太が今シリーズの主役だ。今期に入ってからは2度特班にリーチを掛けた好素材で、今期4度の優勝実績はメンバー中屈指の存在。直前の3月名古屋では同じく特班にリーチを掛けていた半田誠に敗れたものの、今期の予選、準決では負けなし。持ち味のダッシュ力を生かして力の違いを見せつけよう。同じく九州勢からは石川航大も参戦。デビュー以降優勝2回だが、コンスタントに優出を果たしている。櫻木と別線となっても得意のまくりで一発を狙ってくる。
先行力が強力な石田典大も引けを取らない。今期はここまで優勝に手が届いていないが、前期には5V、今期も準V2回、決勝3着1回と持ち味の積極策で好勝負を繰り広げており、ここでも逃走劇をみせたい。
慶応義塾大卒のインテリレーサー池邉聖は、2月向日町、川崎と連続で準Vと状態は上向き。力ある同期がそろっているものの、間隙を突いて一発を狙う。
降班組で今期すでに3度の優勝を手にしている坂口卓士、小笠原一真の北コンビや、
中岡海 、宮道良輔、中原航大の中四国勢も展開次第ではチャンスは十分だろう。