山本浩にV機が到来
V条件そろった山本浩成を本命視したい。山本は12月久留米で1❶着、1月小倉は完全Vを果たしているし、ここのところ着外もかなり少なく安定感も抜群。しかも、ここは注目ルーキーの梶原海斗との連係が実現しそう。特班初戦の2月小倉では連日上がりタイム11秒前半のタイムを叩き出して完全Vと度肝を抜く強さを披露した梶原の勢いはまだまだ止まりそうもない。だが、スピード勝負は山本も望むところ。しっかり付け切って最後は差し切って先輩の意地を見せる。名川豊と上吹越俊一が若手2人を追う。まくり兼備の両者でも付け切れるかは五分五分か。
今村麟太郎と門田凌の四国111期コンビもここは譲れない。今村は23年後期からのA級戦では決勝進出が多く、当所ホームなだけに誰よりも勝ちたい思いも強い。門田も長らくS級で活躍してきた実力者だ。2月の地元松山は❶着で先行しての優勝はやはり魅力がある。福岡勢に対抗するために、両者の前後も含めて、しっかり作戦を立てて臨んできそう。今岡徹二と富弥昭の中国勢の動向も注意したい。今岡は目標がいないときは自力自在に立ち回るが、ここは四国勢に加勢する可能性もあるのでは。12月松山MNでは❶着と優勝もしていて、チャンスが巡れば鋭脚を伸ばしてくる。
福岡勢と四国勢でやり合う展開なら、ダッシュ鋭い犬塚貴之が飛んでくるかも。