戦歴上位の小酒大
実力互角でどこからでも狙えるが、昨年の後期はS級で善戦していた小酒大勇に首位期待した。今期初戦の1月高知は決勝を外したものの、その後は同月佐世保、同月高松MNを連覇すると、2月別府❷着と好走が続いている。自力も備えているが、昨年の後期は2Vを達成した福田要との連係が叶うようなら、展開の利を得られる可能性も出てくる。
蒋野翔太、吉松直人の四国勢に山崎泰己まで加勢なら、強固なラインとなる。蒋野も昨年の後期はS級を張っていて、降級した今期は、1月高松でまくりを決めて優勝をものにした。主導権さえ握れれば好勝負に持ち込める。吉松も降級した今期は、初戦の1月高知でいきなりVをゲットした。2月川崎❷着など最近の動きもいい。蒋野が先手を奪えば単望める。
中部勢も戦力は充実している。重倉高史、後藤彰仁、加藤寛治、内藤久文と駒数は豊富だ。ただ、別線勝負もありそうで、一枚岩になるかどうかはメンバー構成次第か。中でも1月小松島で優勝している重倉の自力攻撃は破壊力抜群。一発の魅力を秘めている。