松田昂VS峯口司
今期は7場所に出走した次点で、まだ優勝に手が届いていない松田昂己。3月宇都宮MNも連勝で勝ち上がったが、決勝は先行するも末脚を欠いて4着に沈んだ。昨年の後期と比べると成績を落としているが、地元戦で主役を譲る訳にはいかない。バンクは熟知しているので、好スパートを決めて地元Vをゲットしよう。3場所続けて病欠しているのは気になる堀内昇だが、1月当所の準決では、逃げ切った松田に食い下がり地元ワンツーを決めている。体調に問題がなければ1月の再現は十分だろう。
対抗格は峯口司だ。昨年の後期は3Vを達成すると、今期は1月松阪MN、3月武雄MNで優勝を手にしている。自力攻撃には素晴らしい破壊力があり、好機に仕掛けて主導権を握れば、押し切っても不思議ではない。九州勢では堀越翔己も機動力は一級品。先行基本の競走ながら、1月久留米では、すでに2班に上がって旋風を巻き起こしている梶原海の逃げを差してVをゲットしている。峯口の動きに乗れるようなら好展開が巡ってくる可能性もあり、首位に躍り出る場面も。