中近勢からも山田諒
本命には山田諒を推したい。山田は1月大垣❶着で24年をVスタート。その後はグレードレースが続いて目覚ましいヒットこそないものの、4月高知記念でも最終日に後藤大をまくりで一蹴と引き続き迫力満点の動きを披露している。卓越したスピードを生かした一撃でF1戦ではV争いの主役を演じる。問題は中部の援軍が少ないことで、最近はまくり勝負が多いとはいえ厳しい流れになる事も予想される。
逆に層が厚いのが近畿勢で、仲野結音、岡崎智哉、伊藤信の大阪トリオを狙っても良さそう。仲野は1月名古屋、2月岐阜で決勝進出しているのをはじめ1着量産の近況で着実に売り出してきている。まくりで勝負する場面が増えたが、カカってしまえば別線を飲み込んでしまおう。岡崎は12月小松島の落車からF1戦の決勝も外す場所もあって安定感に欠けるが、昨年の勢いが戻れば、好目標あるここは絶好のVチャンスになりそう。まだまだ自力にこだわり、単騎でも一発ある伊藤だが、ここはラインの競走でV奪取を狙うか。藤田勝也と松岡健介はさすがに大阪勢との連係では厳しい。自分で自力自在にやるか、メンバー次第では中近連係で山田の後ろも考えられそうなので出方には注意が必要だ。
山賀雅仁と石塚孝幸の南関勢は上位に機動型が手薄だが、長田龍拳や齋木翔多が勝ち上がれば怖い存在と化す。先制有力な長田や齋木に乗って山賀の抜け出しも。