混戦も中川聖を指名

中川聖大
各地区に若手機動型がそろい誰もに優勝のチャンスがありそうな7R制ミッドナイト。今期2Vと躍進著しい中川聖大を本命に期待したい。2月小倉MN、大垣MNで6連勝した中川はS級特進こそ果たせなかったが、直近4カ月で着外が1回というパーフェクトな成績だ。最近は流れに逆らわずにより柔軟に攻め切れている印象で、レース運びが上手くなった。ここも勝負所を逃さず快速を発揮して更に優勝回数を伸ばしにこよう。好永晃が中川に続く。
青木瑞樹、才迫開、桶谷明誉の中国勢も実力差はない。昨年8月に特昇したルーキー青木は1・2班戦に上がってからも11月小倉MN、2月松戸で2Vを果たしていて、今開催も徹底先行の組み立てで力を発揮しよう。自力戦でも十分に応戦できる才迫だが、ここは先行意欲旺盛な青木が同地区にいるので番手を回ってVを目指す。桶谷も1月佐世保MN決勝は青木と連係しラインワンツーで優勝しているので、ラインの結束力なら中国勢の方が上かも。
S降りの磯川勝裕はA級戦は決勝には乗れているが、優勝に手が届かず持ち前の自力を出し切れずにいるようだ。だが、A級のレースにも慣れてきただろうし、積極策でベストを尽くして勝利を目指す。馬場和広もサポートしながら好機を探る。
森本桂太郎は12月小松島MNから4場所連続で決勝に進出していたが、3月小倉で落車。体調が気掛かりだ。