地元の中石湊が主役
125期・126期生によるルーキーシリーズ2024の第3戦。125期生の主役を務めるのは地元の中石湊だ。アマチュア時代にはインターハイ1㎞TT2連覇、ジュニア世界選1㎞TT3位と国内外問わず輝かしい実績を残してきた。在所順位は6位ながらも2度のゴールデンキャップ獲得し、現在はナショナルチームに所属しているスター候補生だ。地元戦で華々しくデビューを飾る。
卒記チャンプの森田一郎もほとんど差はない。大学まで続けた自転車競技では数々の大会で上位入賞を果たしており、記録会では2度のS評価。卒業記念レースでは立ち回りの巧さを随所にみせており、実践向きでありそうなだけにルーキーシリーズでも活躍が見込めそうだ。
大学の中長距離種目で活躍していた在所4位の高橋舜は、競走訓練ではまくり追込み中心に34勝と今回生トップの勝ち星を挙げている。また高橋も第2回記録会S評価と潜在能力はかなり高そう。
第2回トーナメントをまくりで優勝した2世レーサーの山崎歩夢や、ルーキーシリーズ第1戦の富山で決勝までコマを進めた谷内健太、瀧川幸広も注目だ。
126期生では在所トップ3が出場。その中でも在所トップで卒記クイーンの仲澤春香はデビュー戦の富山では決勝こそ5着に終わるも、予選2走は連勝で力の違いを見せつけていた。養成所では126期で唯一2度ゴールデンキャップを獲得しており、競走訓練では最多の45勝を挙げている。在所2位の中島瞳も自力中心に仲澤に次ぐ38勝を挙げているし、卒業記念レースでも連勝で決勝進出している。適性ながらも在所3位の高木萌那は、富山予選1こそ3着に敗れたが、その後はしっかり立て直して決勝で仲澤をけん制しながらまくりで優勝。ここでもV争いに加わってくるだろう。