地元の池邉聖に期待
決勝常連の123期が多くそろったが、地元の池邉聖に期待する。慶応義塾大卒のインテリレーサーで今期は一度も決勝を外していない。本格デビューからこれまで一度も優勝がないものの、準V2回と優勝まであと一歩のところまで迫っている。来期からは2班昇班も決まっており、昇班前のこの地元戦で初Vを決めたい。
3月取手で完全Vを飾っている石川航大は得意のまくり中心に白星を量産している。4月平塚の決勝ではゴール直前で坂口卓に交わされて準Vも、単騎でも臆することなく持ち味の地脚を生かしたロングスパートで強さをみせた。機動力では僅差ながらも石川がリードしていそうでV奪取に挑む。
今期2度のVある小榑佑弥は、新鋭相手でも全く見劣りしない実力の持ち主。狙いすましたまくり中心に決勝でも多く確定板入りを挙げている。
今期に入ってからは優勝のない菊地圭も今は先行中心の組み立てでしっかりと決勝までコマを進めているし、火島裕輝、龍野琳太郎の中四国勢もともに優出が増えてきているだけに一発は十分に期待できそうだ。