混戦模様も内山慧が軸
レースの軸となりそうな123期の力が比較的拮抗していてし烈なV争いとなりそうだが、内山慧大が中心となってくる。前期には6V。レインボーカップ出場や2度8連勝で特班にリーチを掛けているという実力者で、今期の優勝は2回ながら4月高松では決勝で同期4人を相手に完全優勝を決めている。ここでも得意のまくり中心の機動力で優勝を勝ち取ろう。
ラインの総合力なら田中会心、井上将志の九州勢だ。田中は今期の優勝は1度ながらも、先行基本のレーススタイルを貫いており、バック回数は優に2ケタを超える。井上も降班後の今期は1V、準V3回と好成績を収めている。田中とはワンツー実績もあるし、結束力を高めてV奪取に挑む。
地元の児玉虎之介も黙ってはいない。デビューから長らく優勝を手に出来ていなかったが、2月当所では3日間最終バックを取る積極策で完全優勝を飾った。3月松阪MNでも在所ナンバーワンの荒川達に先着しての優勝があるし、地元戦で再度の優勝も十分だ。
神尾敬冬は強烈ダッシュが持ち味で、近況はコンスタントに優出を重ねている。1月小田原ではチャレンジでもトップクラスの実力がある佐藤壮を完封する逃げ切りVを決めていた。ハマればその一発は強力で軽視はできなそうだ。