混戦模様も中村一が中心
実力ある機動型が多くそろったことでハイレベルな戦いとなりそうであるが、中村一将を推す。前期までS級を張った実力者で、今期は得意のまくり中心の機動力を生かして白星を量産。また3Vの実績を残している。近畿勢は援軍不在であるが、狙いすましたタテ攻撃で別線を完封しよう。
山本浩成も今期初戦の1月久留米で優勝を飾るとこれまで3Vの実績を誇る。また直近では4月久留米で優出を逃したものの、それまでは連続で決勝まで進んでいて好成績を残している。九州勢も手薄気味ではあるが、単騎でも侮れないだろう。
層の厚さは中部勢で長屋秀明、山田裕哉の岐阜コンビにタテ脚ある鈴木伸之が軸となる。長屋は今期入ってより一層力を付けており、2度の優勝を手にしている。後位もしっかりしているだけに果敢に攻めればV奪取も十分に可能。
前期までのS級戦ではG戦線でも存在感を示していた門田凌が主力の四国勢には野本翔太、谷口幸司の高知勢が続く。ここは好位置キープから一発を狙ってくる。チャレンジ戦から特別昇班してきた保田浩輔も即戦力として戦えそうで、この四国勢と連係が望めれば、中四国勢を本線視しても良さそうだし優勝候補に躍り出ることもありそうだ。