破壊力でまさる長島大
高知全プロ記念競輪と並行開催のため、トップクラスは少ない。そんな中、長島大介の戦歴は際立っている。ダービーでは、一次予選で先行するも7着に沈み、上位進出の権利を失ったものの、2、3走目を連勝している。豪快な仕掛けで別線をねじ伏せるとみた。山岸佳太も自力を出せるが、長島との連係が叶うようなら前を任せるか。5月小倉の初日特選は、やや相手が軽かったとはいえ、上がり11秒3の好タイムで逃げ切り勝ち。逆転は互角だ。佐藤礼文が3番手を固めればラインも強固。
十八番のまくりは相変わらず破壊力がある伊藤信。4月奈良1着ではまくりで2勝をあげている。仕掛けがツボにはまれば単も。位置取り、差し脚ともにしっかりしている松村友和が伊藤に続く。昨年10月和歌山の準決では、まくって勝った伊藤に食い下がり大阪ワンツーを決めている。