勢いがある塩崎隼が本命
今シリーズは各地区にV候補がいて何やら混戦ムード。本命には塩崎隼秀を推す。塩崎は121期ナンバーワンで、やや遅まきながら素質が開花して来期には待望のS級昇格を果たす。1月小松島MN、同月久留米、2月伊東MNで3Vと今期も順調だし、地元の吉松直人と野本翔太を連れるレースなら一層奮起しよう。得意のロングスパートを決めて敵を粉砕する。また、吉松も1月当所を含めて今期は3Vを果たしておりA級では格上の存在だ。地元で連続優勝を手土産に、7月からS級復帰といきたい。
古屋琢晶の機動力も塩崎に見劣りしない。今期は2月京王閣、4月平塚で完全V。21年前期以来のA級陥落となったが、まだまだA級に止まるような選手ではない。Gレースでも確定板に乗れていた古屋ならここも好機に飛び出して塩崎にキャリアの差を見せ付けるかも。浦川尊明が追走に専念し差し切りのチャンスを窺う。
猪狩祐樹の単も魅力がある。重量感あるまくりで昨年後期に3V、今期も2月平で完全Vとコンスタントに1着を取っている。冷静に戦況を見極めて一発を狙う。
高橋綜一郎の積極策に乗る高木和仁や、怪我から立ち直ってきた能代谷元の自在戦にも注意。