出走なら梶原海が本命
A級1・2班戦モーニング7は若手機動型の力比べになりそう。総合力から九州勢が中心で、Vラッシュの梶原海斗を本命に推す。ただし梶原は4月21日からの別府でS級特進が懸かっているので出場ならばという条件になる。梶原が不在でも九州は他にも中川聖大、半田誠、中園和剛と充実のラインナップ。3月に特班してきて、4月小倉MNでは連勝で決勝進出を決めた半田がラインをけん引し、スピードを生かす組み立てを覚えて躍進著しい中川が番手なら敵に手出しさせないか。
安藤直希も意地を見せたい。安藤は今期に入り4Vと近況抜群でその勢いが止まらない。着外もほとんどなく逃げて残れる豪脚は即S級で通用するレべルだ。近畿勢は丹波孝佑と中川勝貴と後位を固めるメンバーもそろっている。丹波は3月岐阜❶着で優勝していて先行主体の自力攻撃で戦っているが、ここは若手の安藤に前を任せて追走に専念か。中川も1月奈良MNで優勝していて勝機が巡れば首位に躍り出てくるだろう。
機動力なら棚瀬義大にも軍配が上がる。梶原や半田と同様に123期のトップランナーとして売り出し中の棚瀬は昨年8月に特班して既に5Vと快速ぶりを遺憾なく発揮している。西浦仙哉、愛敬博之を連れ、好機にスパートなればあっさりのケースも。冷静に戦況を見極めて仕掛けられるかだ。