出走なら山田駿だが…
123期勢の力比べとなりそうだが、山田駿斗を中心視したい。展開に応じて先行、まくりを適宜使い分けながら着実に成績を伸ばしているヤングは今期は5Vの実績を誇る。ここの前の5月高松で特班している可能性もあるので条件付きではあるが、出走ならダッシュを生かした仕掛けで敵をねじ伏せよう。
在所4位の佐藤壮志も今期3V。3月武雄決勝は強烈なカマシを決めて野上竜太らを破った。非凡な機動力はデビュー当初から知られているが、最近は3場所連続で準Vで、決勝に限らず予選、準決でも取りこぼしがある点が懸念材料ではあるが、競走内容でもアピールしながらVも奪って流れを変えていきたい。
勢いなら佐藤譲士郎だ。徹底先行の競走スタイルで売り出してきたが、最初の頃のつまずきが嘘のような快走が続いていて、3月西武園MNで完全V、4月平塚MNでもV。平塚の決勝はチャレンジトップクラスの同期の望月湧を全く出させることなく逃げ切ってみせた。ここも迷いなく積極的に仕掛けていく。
野上もルーキーと好勝負を演じる機動力がある。分の悪さは否めないものの、組み立てがハマれば山田や両佐藤に一泡吹かせる場面も。