大激戦も山田駿が主軸
決勝常連の若手機動型が多くそろったが、今期5Vと優勝回数で大きくリードする山田駿斗が主役だ。8連勝で挑んだ5月高松MN決勝では在所ナンバーワンの荒川達に敗れて特別昇班を逃してしまったものの、今期は5V。また着外は1度のみと安定感抜群の成績を残している。好メンバーそろう今シリーズでもその力は一枚上で、スピードあるまくり中心の機動力で優勝を狙う。
地元の石田典大も黙ってはいない。今期の優勝は1回に留まるも、持ち味のパワーを生かした先行力で安定して決勝まで進んでいて、決勝での確定板入りも多い。当所は12月にも準Vがあるし、逃走劇を披露してV獲りといきたい。
石川航大も3月取手で完全Vを飾っていて、4月平塚、5月小田原と連続準V。近況は得意のまくり中心に白星を量産している。展開次第では上位陣と十分に台頭できるだけの実力の持ち主だ。
菊地圭も今期優勝には手が届いていないが、1度も決勝を外していない。また当所は12月に優勝のある好相性走路であるし、モツれるようならば再度のVチャンスもありそう。
大城慶之も3月前橋、4月岸和田MNで連続Vがある実力者。自ら前でも番手戦でもルーキー相手に十分戦えるだけの機動力を持ち合わせており、一発には警戒したい。