脚力拮抗も一丸尚
各地区に活きの良い機動型がそろっていて脚力拮抗のシリーズは一丸尚伍を本命視したい。一丸は3月武雄MN、4月高松MN、5月小倉で3V。加速力満点のタテ脚に磨きがかかる近況だが、今節は123期の長松空吾が同県でいるので前を任せてVを勝ち取ろう。長松も2月小倉MNは完全V。原井博のS級特進に貢献した6月別府1❷着の動きも上々だったので、持ち前のダッシュで別線を黙らせられるか。
ベテラン機動型の中村一将もキャリアの違いを見せ付けたい。中村は2月当所MN、3月向日町で2Vを果たしている。ここが終われば次走からはまたS級を走るだけに、気力を振り絞って結果を出して弾みにしたい。好相性の走路で再度勝利をつかむか。佐藤成人と菊谷信一が後位を固める。
先行が売りの溝口葵、谷田泰平、竹田和幸の中部勢も負けてはいない。地元の溝口は5月弥彦MN❶着で3日間バックを取り優勝すると、続く6月豊橋MNは完全V。近況は白星量産で存分に機動力を発揮しているので、ここも自分の競走に持ち込めば押し切ってしまうだろう。谷田と竹田が援護してライン上位独占を狙う。
青木瑞樹と小川圭二の中四国勢も互角に戦えるだろう。溝口にも負けず劣らず先行の意欲が強い青木は2月松戸を1❶着で優勝し、その後も常にV争いを演じている。ここも強敵相手に一歩も引かず主導権を狙って勝負していくだろう。