中近VS九州のV争いか
豪華メンバーによるV争いとなったが、中近勢と九州勢の総合力が上位。Gレースを主戦場にする寺崎浩平を本命に指名したい。ダービーでは着。惜しくも決勝には進めなかったが、二次予選では北井佑の強烈な先行を3コーナーまくりで捕らえて番手の浅井康とワンツーを決めた。ナショナルチームで培ってきたトップスピードの高さは言わずもがなで、的確なタイミングで飛び出せれば別線をねじ伏せてしまおう。志智俊夫、山口富生のベテラン岐阜コンビがどこまで寺崎に食い下がれるか。付いていければゴール前で差し脚を発揮も。
対するは北津留翼だ。ポカもあるが、ダッシュとスピードは輪界トップレベル。4月佐世保では❶着で今年初優勝を飾るなど近況も悪くない。北津留が踏み出したら後続を離れる場面も度々見られるが、何度も連係している同期の小岩大介や井上昌己ならきちんと続いて3者で上位を独占する可能性が高い。また、調子を上げている林慶次郎が勝ち上がってきてラインの先導役となればさらに流れは九州に。
小川真太郎と阿竹智史の徳島コンビは、久田裕也も勝ち上がってくるのが理想だが、不在なら前々に攻めて勝機を見出す。
先行意欲高い吉田有希に、番手の仕事確かな佐藤礼文が続く茨城コンビにも要一考。