梅崎隆が激戦に断
A級トップクラスの機動型が豊富で誰が優勝しても不思議ではないが、来期S級昇級が決まっている梅崎隆介を主役に推したい。梅崎は3月に佐世保❶着、武雄MN1❶着、小松島MN❶着と今期3V。それ以外に準V3回、決勝3着が1回と抜群の安定感を誇る。ただ、失格も1回あるので気を緩めずここも勝ちに行く。加速力強烈な先行、まくりが武器だが、年齢的に番手の競走にも慣れいる。九州には徹底先行で売り出し中の甲斐俊祐もいるし、ここは前を任せていきそう。自在に何でもできる野口大誠も含めてラインで上位独占を目指す。
九州勢を脅かすのは久樹克門と室井竜二の徳島コンビだ。久樹も梅崎同様に7月からは初のS級が決定していて、気合も十分に入っている。ここという場面で仕掛けられていて今期は4Vと近況も申し分ない。格上の室井を連れて激戦を制するか。
安藤直希、菱田浩二の京都コンビに、上田隼、笹倉慎也も加勢しそうな中近勢も互角に戦える。安藤もまた今期4Vを収めていて優勝ラッシュ。ここ2カ月は勝ち切れていない感じもあるが、その高い先行力への評価は揺るがない。
昼田達哉も来期は初のS級だ。今期は優勝こそはないが、成績は白星量産で順調と言えそう。甲斐や安藤という名うての先行型を相手にしても一歩も引くまい。主導権を握れれば、桶谷明誉と決められる。