Vラッシュの室井蓮が主役
5月和歌山、取手と連続優勝中で、今期の優勝回数は6まで伸ばしている室井蓮太朗が本命を背負う。来期は初のS級が待っている精鋭はそこまで仕掛けは早くないものの、踏み出してしまえばグイグイと加速していって展開への対応能力が高い。この松山では4月にも強敵を破って優勝していて好相性バンク。同県の三ツ石康洋とラインで決めてくるか。
徳島コンビとは別競走になりそうだが、保田浩輔、立花成泰の岡山コンビも見逃せない。4月に特班してまだVこそない保田だが、優参が続いていて準Vが2回など自慢の機動力を存分に発揮している。好機に飛び出してそろそろV奪取も。
山本浩成、那須久幸、阿部兼士の福岡勢も実力は見劣りしない。山本は北津留翼を髣髴とさせるようなダッシュスピードがあり、仕掛けがハマれば後続を引き離す場面も。12月久留米、1月小倉、2月前橋で今期3Vを果たした後はやや足踏み状態だが、組み立て次第で一発十分な状態は維持している。
吉堂将規、石塚慶一郎、西村豊の中近勢も狙える。若い石塚が先導役となって、番手も機動型の吉堂なら対抗できる。