Vラッシュ渡邉豪が中心
上位は、今期優勝がある選手ばかりで豪華メンバーを集めたモーニング開催だ。その中でも、降級するや7Vと快進撃を続けている渡邉豪大が頭一つ抜けている。タテヨコ自在な走りが売りだが、年齢的にも若手の番手を回ることが多くなり、ここも曽我圭佑を目標に得てV条件は整った。曽我も今期4Vを果たしており、S級での苦戦を取り返すように機動力が猛威を振るっている。渡邉の好掩護が見込めるだけに積極的に主導権を奪って勝負していくだろう。
山根慶太の単にも魅力を感じる。山根は5月京王閣で塩崎隼との力争いを制して完全優勝し、続く玉野も完全V。連勝を8まで伸ばすも特進は逃したものの、仕掛けの精度を増して白星量産態勢に入っている。中国の援軍は少なくとも、今村麟太郎、吉松直人の高知コンビが後位を固めてくれそうで、強力な面子がそろっていてもVの期待は大きい。
藤田周磨と小玉勇一の埼玉コンビも自力攻撃は負けていない。藤田も小玉も今期は2V。ただ、小玉は一方で3回の失格と非常に流れが悪い。6月奈良MNをまくりで制したばかりの藤田の奮起でワンツーを決めて来期に向けて是が非でも弾みを付けたい。