123期対決出口謙が断つ
各地区に123期の機動型がそろい、力比べになりそうだが、今期3Vの出口謙一郎を主役に推したい。1月大垣、2月四日市のVはいずれも同期を完封しての逃げ切り勝ちだったし、2月名古屋MNは単騎で飛んできた鳥海創を出させて差し切りと積極的に動いたときは結果が出ている。中部の援軍は薄いが、今回の123期勢の中で出口の機動力は抜けているので信頼したい。
層の厚さなら九州勢で、徳永泰粋と入江航太の熊本コンビに、成海大聖、白濱一平、船倉卓郎と多士済々。勝ち上がりによって出方は変わるが、徳永と成海が先導役を務める。徳永はまだ優勝こそないが持ち前のダッシュ力で白星を量産。この徳永が奮起ならチャレンジでは格が違う入江に絶好の勝機到来となりそう。成海は相変わらず予選敗退も多く安定感に欠けるが、4月松山2❶着ではまくって初優勝していて、仕掛けがツボにハマれば侮れないか。
助川翔太郎も実力差はほとんどない。助川は4月地元西武園で2❶着。このときは同期の佐藤譲の番手からV獲りをしたが、近況はバック回数も増えてきて積極策で力をつけてきた。
123期の力評価では小笠原一真は出口に次ぐ。ただ、徹底先行が売りの小笠原だが、北のサポート役が手薄でここは単騎になる可能性が高い。それでも好機にスパートなら一発は十分。