総合力高い小堀敢が軸
本格デビュー初戦を迎える125期勢がシリーズの主役となってきそうで、出場選手で在所順位が高く、ルーキーシリーズでも好走が目立った小堀敢太を中心視する。養成所での競走訓練は4勝に留まるも、ルーキーシリーズの予選で合計3勝を挙げて、出場した2節ともに決勝進出と大ヒットを飛ばした。卒業記念レースでも優出しているし、記録会でも3回すべてでA評価と潜在能力は高く、本格デビュー初戦でも期待できそうだ。中村龍吉も第2回記録会ではゴールデンキャップを獲得している好素材。自転車競技経験が長く、中長距離種目を中心にシクロクロスや、マウンテンバイクなど幅広い種目で活躍。ルーキーシリーズでは未勝利ながらも4度の確定板入りを見せていた。降班組で前期には5月福井、6月松戸で1・2班戦での優出がある山口茂の援護も望めそうなので、北勢が中心となってくるだろう。
地元地区からは中島竜誠が登場。S級で活躍する詩音(119期)を兄に持つ兄弟レーサーで、競走訓練ではまくりでの3勝を含む10勝をマークしていた。前期はS級に在籍していた神山尚は今期はチャレンジ戦まで降級してくるので、どこまで戦えるかは未知数ではあるが、前期S級の意地を見せたい。
ルーキーシリーズでは大きな着が目立った山本天平、中嶋響だが、本デビューで変わり身があるかもしれない。