地元の貝原涼に期待
125期生の力は比較的拮抗していそうなので、地の利を買って貝原涼太を本命視したい。自転車競技経験が長く、ポイントレースやマディソン、チームパーシュートなどの中長距離種目で活躍し、現在もプロロードレースチームである宇都宮ブリッツェンに所属している。養成所では3000mでトップタイムを叩き出しており、第1回記録会でA評価を獲得と持ち味の地脚は今回生屈指だ。ルーキーシリーズは6走中4度の確定板入りも、マーク戦が多かったので、本格デビューでは自力でのV獲りに挑む。
ルーキーシリーズでは5月函館で2度の連対を見せていた橋谷成海も負けてはいない。競走訓練では11勝を挙げただけでなく、先行回数も22回と積極的な競走を見せていた。
2世レーサーの梅澤忠秀は今シリーズ出場のルーキーでは在所順位14位と一番の好成績。ルーキーシリーズは一般戦での確定板入りのみであったが、養成所成績を考えれば本格デビュー戦で台頭する場面もありそう。
ルーキーシリーズでは落車に見舞われた角田光だが、養成所ではHPD教場に所属していた好素材であるので軽視はできないだろう。
123期の鈴木康平は、近況は安定して予選を突破している。当所は1月に出走し、決勝3着がある好相性走路なので、ここでもその一発は期待できそうだ。降格初戦の7月京王閣を2❷着の準Vだった川野深も意地を見せる。