卒記チャンプの森田一が軸
7月より本格デビューを迎える125期生のなかでは在所2位で卒記チャンプの実績を誇る森田一郎が今シリーズの主役となるだろう。養成所では参加した2回の記録会でともにゴールデンキャップを獲得。競走訓練では自力での勝ち星が今回生トップの27勝を挙げており、卒業記念レースも12着で優勝。ルーキーシリーズは3節すべてで優出し、5月平塚では完全優勝とその力は断然だ。現在ナショナルチームに所属する逸材でもあるので、本デビュー後もその走りには期待が高まる。
在所順位は53位ながらも、卒業記念レースでは決勝進出を果たしている弓矢輪太郎も侮れない。ルーキーシリーズではまくりで3度の連対を挙げているし、養成所での記録会でも2度のA評価がある。前期1班で競走得点87点台を誇る実力者中野智公と中近結束ならば好援護も望めそうなので、怖いもの知らずなところを見せて中近勢でのワンツー決着へと持ち込みたい。
競技経験長い小田恭介も在所21位で、ルーキーシリーズでは5月平塚では一般戦ながらまくりで1勝を挙げている。前期1班の山口茂と好連係を決めることも十分ありそう。
記録会で2度のA評価を獲得している岡部陸斗は、ルーキーシリーズでも果敢に仕掛ける場面も多く見られ、先行意欲旺盛だ。本格デビュー後も果敢に仕掛けられれば上位進出も。