差し脚鋭い和田圭
競走得点上位に機動型が少ないが、競走得点で110点を超える和田圭と阿部力也、バック回数2ケタを超える積極型の高橋晋也の北日本ラインから優勝者は出そう。前期は松山記念での優出をはじめ、G戦線を中心に活躍している和田はF1戦では前期2度のVがある。また6月小田原では優出を逃したものの、ほとんどで決勝までコマを進めており、常にV争いの一角を担っているのでここでも中心視する。高橋も前期は3度のF1決勝進出がある。近況はG戦線の参戦が多いが、前期は記念で3度準決まで勝ち進んでいるように、その機動力の高さは折り紙付きだ。阿部も6月久留米記念で優出など動きは軽快で、ゴール前勝負は見ものとなろう。
近畿勢も岡崎智哉、神田紘輔の大阪勢に中井太祐と競走得点上位にずらりと名を連ねている。岡崎は4月福井で番手戦ながらも優勝実績があるし、中井は6月奈良G3で優出している。
6月大垣、小田原で連続優出の鈴木玄人に横山尚則の関東勢や、目標不在でもタテ脚のある小原太樹、鈴木裕の南関両者の一発もあってもいいだろう。