地元Vは譲れぬ郡司浩
今シリーズの主役を張るのは、もちろん当所ホームの郡司浩平だ。最近の動きは良好で、高松宮記念杯に続き、サマーナイトも着で決勝に乗っている。当所では素晴らしい実績を残していて、21年に全日本選抜で優勝、記念開催は5Vを達成している。快速を活かした自力攻撃で優勝をものにして、地元ファンの期待に応える。郡司の後ろを主張する南関勢が不在なら、渡部幸訓、竹内智彦の北日本勢が郡司に続くか。
スピードなら犬伏湧也も互角以上。やや調子を落としていたときもあったが、最近のスピードの切れは素晴らしい。7月小松島記念では、深谷知、新田祐、清水裕らの強豪を相手に地元記念初Vを飾っている。仕掛けがツボにはまれば単望める。
着実に力を付けてきた窓場千加頼にも魅力を感じる。ウィナーズカップでビッグレース初優参を果たすと、ダービーでは9着と2勝。更に高松宮記念杯では白虎賞にコマを進めて3着に入っている。機動力を遺憾なく発揮なら好勝負になる。