和田真が地元Vを決める
南関VS関東の争いになる今シリーズだが、地元ホームの和田真久留を主役の座は譲らない。近況も高松宮杯❷着で準V。神奈川連係で、番手まくりの北井佑にしっかり続いた。好成績で6日間を終えてグランプリ出場も視界に入ってきただけに後半戦は一層気合が入る。その後のF1戦ではVを逃しているが、随所で自力で強いところを示していてダッシュ、スピードは申し分ない。踏み慣れた走路で、仕事人・東龍之介を連れて地元ワンツーを決める。
対するは、橋本壮史、長島大介の茨栃コンビに、鈴木庸之、諸橋愛、さらに伸び盛りの鈴木薫も控える関東勢だ。長島はまくり主体で流れに応じ柔軟に動いて着をまとまている。ここは徹底先行で力を付けてきた橋本の番手で余裕を持ってレースに臨めそう。関東屈指のマーカーである諸橋も鈴木を盛り立てながらV争いに加わってくる。
遠征組では小川真太郎、野田源一に警戒。レースがモツれれば前々に攻める小川や、単騎での強烈な一撃がトレードマークの野田が飛んできそう。