混戦模様も地元の水谷亮
本格デビュー初戦を迎える125期生の力が拮抗していて混戦ムードが漂うが、地元の水谷亮太を中心視する。ルーキーシリーズでは6走中4回の確定板入り。5月平塚の予選2ではここでも同乗となる中島淳に差されたものの、2番手から先まくりを打って2着と好レースを見せていた。在所順位は49位ながらも適性出身で、養成所では2度のA評価を獲得している好素材なので、本格デビュー初戦でも期待したい。
ルーキーシリーズの成績から判断すれば、5月平塚で準Vの実績がある中島淳にも注目したい。決勝では同県の森田一と連係してきっちりと追走しての準Vだが、予選2では水谷のまくりの上をまくり切っていた。記録会では3回すべてでA評価と潜在能力も高そうでV候補に名乗りを上げてくるだろう。
稲留敦貴もルーキーシリーズでは白星はなかったが、6走中4度の確定板入り。6月松山の一般戦では在所ナンバーワンの遠藤拓に交わされたが、まくりで見せ場を作っていた。
地元の森崎英登や、阿部俊もルーキーシリーズからの一変に期待したい。
失格があり今期もチャレンジ戦を戦う岡部伶音は前期は優勝がなかったものの、決勝の常連でV争いの一角を担っている。
降班組では積極策が持ち味の田村裕也は、前期の終盤は成績が上向きだっただけに軽視はできない。