波に乗る三浦貴が中心
A級では格が違う三浦貴大を本命に推したい。降級の前期は連対率60%で4V。展開に応じて何でもやっていく自力自在な競走をトレードマークに安定して結果を出してきた。24年後期も組み立てをしっかり考えてVスタートを切る。篠原忍、上田隼とタッグを組み、ライン上位独占も有望だ。
地元の新鋭・内山慧大も有力なV候補にあげられる。5月に特班するや、同月松阪を完全V、6月富山1❶着でいきなり連続優勝。富山決勝は古屋琢、安倍大、吉川起の実績上位の機動型相手でも物怖じせず得意のまくりで優勝を果たした。これからさらに大活躍しそうなホープだ。竹内一暢は内山のダッシュに離れないように追走に専念する。
小田倉勇二と高橋泰裕の埼玉ラインも忘れてはならない。小田倉は若手がいると前を任せる競走も増えたが、自力もまだ健在ではある。関東の先行型が不在だが、臨機応変に動いて出番を作りたい。
栗田万生を先導役に、長谷部翔、長田祐弥が続く南関勢も侮れない。栗田はどんな展開でも積極策を崩さない徹底先行。その栗田の主導権は有力なだけに、長谷部、長田には連浮上のチャンスが巡るかも。