弓矢輪の機動力に期待
ルーキーシリーズでの気配が良かった弓矢輪太郎を主役に推す。在所順位は53位ながらも、ルーキーシリーズではまくりで3度の連対を挙げている。また卒業記念レースでは決勝進出を果たしているし、記録会でも2度のA評価がある。意欲的に自力で勝負してきただけに、本格デビュー初戦でも好機に仕掛けてV候補に名乗りを上げる。
森柾斗も負けてはいない。競走訓練では追い込みで13勝を挙げており、5月富山では、まくり、追い込みで予選2走とも確定板入り。第2回記録会では白帽を獲得しているので、初戦からでも注目してみたい。
在所順位では在所7位の油谷蒼がリードしている。ラグビー出身で自転車経験はないが、競走訓練では16勝。ルーキーシリーズでは3着2回が最高だったが、十分に期待できるだろう。
細中翔太は大学まで自転車競技の中長距離種目で活躍しており、全国優勝の実績がある。競走訓練ではまくりの1勝のみであったが、持ち味の地脚を生かした競走ができれば勝負になりそうだ。
葛西雄太郎は前期末に積極的な競走で敗者戦での連対が多かった。新鋭相手でも同様の競走ができればV争いにも加わってきそう。