中込健が軸の北日本勢
今期降班してきた中込健太がシリーズの中心となりそうだ。前期は持ち味の積極策で、予選で連対を挙げることもあった。ルーキーが相手でもその機動力は十分に通用するとみて中心視した。ルーキーシリーズの5月函館で落車に見舞われた角田光は、今節出場の125期の中なら在所順位が一番高く、第3回記録会でゴールデンキャップを獲得している。またHPD教場にも選ばれていた逸材なので、落車の影響がなければ、中込を連れても別でもV争いの中心となってもおかしくないだろう。
さくら(120期)を姉に持つ山本和虎は、5月富山の予選2では、そのシリーズを優勝した栗山和樹のまくりをきっちりと追走しての2着があった。養成所では11年間テコンドーに取り組んできた身体能力の高さを生かして、まくりでの3勝を含む7勝を挙げていた。第2回記録会ではA評価も獲得しているので、V奪取も十分可能だろう。また125期生からは西村剛、秋末蓮も登場する。
前期には決勝進出も増え、予選ではほとんど確定板を外すことはなかった鈴木康平もかなり力を付けてきている。地脚を生かしたロングスパートは軽視はできないだろう。