地元コンビがV筆頭
優勝候補の筆頭格となるのは石原颯、香川雄介の地元コンビだ。石原は今期2班ながらも前期には23勝を挙げており、F1戦では優勝3回、準V3回と持ち味の積極策で好成績を収めている。G戦線でも活躍している香川雄介もF1戦ならば決勝の常連で、1月名古屋でのV実績がある。この地元両者に四国結束で久米良、田尾駿介までこのラインを固めるならば、更に優位に運べそうだ。
そろった三重トリオにも注目したい。4月富山で準優勝がある伊藤裕貴は、3月武雄G3、6月前橋記念で準決までコマを進めており、競走得点も上昇中で勢いがある。坂口晃輔、西村光太と差し脚鋭い両者が援軍となれば、伊藤は得意のまくりだけでなく早めの仕掛けも含めてV奪取を狙う。
山本伸一も競走得点では地元コンビとも差はほとんどない。直前の高松宮記念杯では準決勝まで勝ち進んでいた。すっかり自力の決まり手がなくなり追い込みにシフトチェンジしつつあるが、持ち前のタテ脚は健在であるし軽視はできない。
野田源一、坂本健太郎の福岡両者も一発あるタイプであるし、モツれるようならば出番も出てくるか。