在所1位の遠藤拓が主役
125期生の在所ナンバーワンである遠藤拓巳が地元戦で本格デビューを迎える。養成所では記録会3回すべてでA評価を獲得。競走訓練ではまくりを中心に33勝を挙げていた。ルーキーシリーズでは6月松山では優出を逃したが、初戦の5月富山の予選2で逃げ切り勝利を挙げて決勝進出を果たしているので、本格デビュー初戦でもV候補の筆頭格となってくるだろう。
対抗格となるのは前期2班の永井哉多で、競走得点は80点台後半と上々の活躍。1・2班戦で6度の決勝進出があり、4月松戸MN2着で逃げ切りVを手にしている。前期の活躍っぷりを考えれば、遠藤とも互角に戦えるだけの力は持っている。
2世レーサーの三木健正は、ルーキーシリーズの松山を241着でまくりで2度の連対を挙げていた。在所順位は47位と振るわなかったが、記録会では2度のA評価を獲得しているように潜在能力は高そうで、ここでも十分に期待できる。先行力ある野上竜太も前期には2Vある実力者だ。この岡山コンビが結束ならば軽視はできない。
ルーキーシリーズで6走中5度の確定板入りを果たしている松本定や、競走訓練では15勝を挙げて在所17位の入田龍馬、在所順位は70位と下位ながらも5月平塚の予選で伊東佑のまくりにしっかりと続いての2着があった小山峻汰らの走りにも要注目だ。
さらに今期初戦の7月弥彦MNで完全Vと驚きの変わり身を見せた123期の楠本政明も注目の存在となる。同県の松本に前を任せると見るのが自然だが、自分でやっても一発ありそう。