順調に売り出す内山慧
売り出し中の内山慧大を本命に推したい。5月に特班した内山は1・2班戦初戦の5月松阪MNでいきなり完全V。次の富山も優勝した。富山の決勝では、安倍大-古屋琢で2段駆け態勢の関東勢、中団先まくりの吉川起とそうそうたる自力型を豪快なまくりでぶっ千切る快走を披露した。その後も順調なので、抜群の機動力で今開催も別線を粉砕させよう。菱田浩二、中井護が内山に続いて上位進出を目指す。
驚異の50歳・藤田昌宏が、内山ら若手機動型との対決に挑む。覚悟を決めて自力主体の競走を貫くことにした藤田は降級初戦の7月青森を❶着で早速V。決勝は今回も同あっせんの増田仁に前を任せる競走だったが、橋本智-箱田優の強力すぎる北勢を一蹴した。高市訓但、地元の藤原浩の四国勢が付いてラインはできそうで、強気に前々へと踏み込むだけだ。
小柳智徳、田川翔琉、長松大祐と力ある機動型がそろう九州勢も優勝者を出せる。内山との同期対決に燃える小柳は昨年12月に特班。昇格直後は落車もあって波に乗り切れなかったが、5月の西武園で待望の初Vを3連勝で達成。その後の6月玉野、佐世保と連続優参。7月青森は準決敗退もマークした藤田が離れるほどのダッシュは大きな武器。ラインがしっかりすれば先手を奪って別線完封も十分。
吉川希望、大洞翔平の中部S降りコンビも一発を秘める。