新鋭対決も遠藤拓が軸
7月から本格デビューしている125期生を中心に好メンバーがそろったが、在所ナンバーワンの遠藤拓巳を中心視する。養成所時代には自力での21勝を含む33勝をマーク。ルーキーシリーズでは5月富山31着で優出している実力者であるし、ここでも力を発揮できればV最有力に踊り出るだろう。
ナショナルBチームに在籍している阿部英斗も負けてはいない。本格デビュー初戦の7月小倉MN21着で決勝は同期の船山真にまくられたものの、連日積極的な競走が目立っていた。強敵が相手であるものの、潜在能力の高さでは負けていないので、V獲りも十分に期待できそうだ。
南部翔大は7月名古屋MNで完全優勝。同月豊橋では決勝で同期の伊東佑に敗れたものの、先まくりを打って準Vと本格デビュー後の成績は上々。名古屋MNの決勝では上がり10秒9の快速まくりで優勝を手にしているように、持ち味のまくりは一級品。遠藤や阿部が相手でも互角の勝負に持ち込むことも。
養成所での先行回数は断トツであった藤井優希や、6月川崎でデビュー2度目の優勝を果たした岡部伶音も軽視はできないだろう。