阿部英の地元初Vに期待
本格デビュー初戦となる125期から地元の阿部英斗を主役に抜てきしたい。ルーキーシリーズは2戦ともに決勝進出を果たし、5月平塚では決勝で大ガマシを披露し、卒記チャンプの森田一郎にまくられたものの、3着で確定板入り。また養成所時代には2度ゴールデンキャップを獲得し、現在はナショナルBチームにも所属している。しっかりと結果だけでなく内容にもこだわって、ホームバンクで初優勝を決めよう。
ルーキーシリーズではまくり中心に6走すべてで確定板入りの活躍を見せた船山真生も負けてはいない。自転車競技経験が豊富で、競走訓練では20勝を挙げていた。ルーキーシリーズ6月松山では地元で優参を決めて、決勝戦で3着確定板入りを果たしている。阿部が相手でも好勝負へと持ち込むだろう。
ルーキーシリーズ5月富山で優出した瀧川幸広も侮れない。その富山では予選2走とも先行勝負で連対。第3回記録会でゴールデンキャップしている逸材で、養成所の競走訓練でも先行にこだわって4勝を挙げていた。
神尾敬冬は前期には10連続優出を果たすなど決勝の常連で、ここでも軽視はできない。前期の優勝は1度のみだが、ダッシュ力を生かした仕掛けで予選を中心に白星を量産していた。また降班組の平山優太も自在性が高い選手で、臨機応変に立ち回って上位へと食い込んできそうだ。