戦歴から東矢昇を指名
降級の東矢昇太を本命に推したい。東矢は2年間S級で自在に何でもこなしてきたが、前期は大敗が目立ったように脚力低下は否めないところだし、降級初戦でいきなり失格と流れも悪い。ただ、今開催は123期の長松空吾がいるので、番手戦で結果を出して巻き返していきたい。長松は2月小倉MNで完全Vを果たしていて、その後も6月別府1❷着、7月豊橋2❸着と順調に結果を出している。豊橋の決勝は同期の棚瀬義や荒川達らを相手に主導権を奪って勝負していて、東矢は長松の動きに集中力高く続いていければ絶好のVチャンスとなりそう。
関東勢は小玉勇一と坂本将太郎がタッグを組む。立て続けの失格でリズムを乱している小玉だが、2月取手11着、4月福井では完全優勝している実力は侮れない。立ち直ってくれば好機にスパーとして、ガッツマーカーの坂本と決着も。また、関東ではここで1・2班戦デビュー予定の吉田晏生にも注目。吉田はレインボーで3着に入っての特班で、長身から繰り出すパワフルな自力攻撃が売り。勝ち上がってくれば小玉には強い追い風となる。
徹底先行から柔軟性も身に着けてきた和泉尚吾にも要警戒だろう。今年に入って優参回数が増えていて、6月玉野は1❷着。決勝はうまく先行の番手に飛び付いてあと一歩で優勝だった。