五日市誠に地元V期待
実力横一線のメンバー構成で狙いは絞りにくいが、五日市誠、佐藤和也、坂本紘規とそろった地元勢がレースを掌握するとみて、五日市を本命に推した。最近の五日市は差し脚好調。6月奈良G3で一次予選、最終日特選で2勝すると、7月福井記念では準決に進出している。積極的な競走を演じている坂本が主導権を握れば、チャンスはきっちりものにしよう。佐藤はまずまずの調子だ。好位置占めれば連に浮上も。直近4カ月の競走得点トップは大森慶一。6月豊橋で122着と好走すると、7月福井記念では2勝をあげた。差し脚の鋭さには定評があるので、位置にかかわらず突っ込みには警戒しておく必要がある。
自力攻撃の破壊力なら久米康平が一番だろう。7月久留米2❸着、同月岐阜❷着と、今期に入り成績がまとまってきた。仕掛けがツボにはまれば、首位に躍り出ても不思議ではない。同県の堤洋が久米とタッグを組む。48歳の大ベテランながら差し脚は堅実。徳島コンビで連独占の場面は十分だ。
南関勢も好勝負が見込める。川越勇星、松坂洋平の神奈川勢に山賀雅仁と動けるタイプばかり。ただ、川越は6月弥彦で落車していて、体調には一抹の不安が残る。松坂は6月取手記念の3日目にまくって1勝と順調だし、山賀は6月松戸でVをゲットと動き軽快。