連続V中の高橋舜に期待
本格デビューから2場所連続優勝中の高橋舜を本命視する。本格デビュー初戦の7月京王閣1着で優勝を飾ると、同月伊東では完全優勝を果たした。在所順位は4位で、競走訓練では今回生最多の34勝を挙げている。また第2回記録会ではゴールデンキャップを獲得している逸材なので、V争いの中心とみる。
地元の神山尚は前期S級の実力者。7月名古屋では決勝戦は単騎ながらも新鋭を封じてシャープなまくりを決めて完全優勝。まくり兼備の決め脚を存分に発揮している。ここは同県の岡部陸斗を好操縦して地元Vを目指そう。
高野信元、岩元叶馬のルーキー2名が軸となる中部勢も侮れない。高野は7月大垣は逃げ切り連勝で決勝進出。養成所ではまくりで8勝を挙げており、記録会でもオールA評価。岩元も第3回記録会ではゴールデンキャップを手にしている。7月大垣MNの準決で同期の今井希にまくられて6着と敗れたが、初日と最終日には持ち前のダッシュ力を生かして節間2勝と悪くなかった。
123期でデビュー当初は怪我で低迷も気配が一変し、今期初戦の7月弥彦MNで初優勝を完全Vで飾った楠本政明の一発も軽視はできない。