実績断然の仲野結
前期S級で105点台の競走得点を誇っていた仲野結音がV争いをリードする。降級後の2戦は案外な結果だったが、まだ評価は下げられない。S級でコンスタントに勝ち星を挙げ、F1戦では決勝にも乗っていただけに、得意のまくり炸裂の場面に期待。地元の佐野梅一も降級後の動きは重いが、仲野の快速に懸命に食い下がっていく。
思い切りの良さを買うなら早坂秀悟だ。早坂も降級してまだVこそないものの、7月弥彦では逃げて準V。ここも走りに迷いはなさそうだ。高橋泰裕と関東で上位独占も。
能代谷元、太刀川一成、長谷部翔とメンバーがそろっているのが南関勢だ。前を任されれば能代谷は先行も辞さない組み立てで臨んでくる。長田祐のVに貢献した8月函館の再現も考えられそうで、太刀川、長谷部が有利に抜け出すケースは考えておきたい。
7月福井での逃げ切りVが光る菊池翔も一発を秘める。