S降り中国コンビに期待
滝本泰行、木村幸希のS降り中国コンビに期待してみたい。降級して滝本もまずまずのスタートを切ったが、木村は7月の3本を決勝3着、準V、優勝と尻上がりの好成績。熊本の優勝は後方から豪快にカマした村上竜を好追からゴール前で鋭く抜け出した。ともに自分でやる競走では厳しくなったが、地元の小川将二郎や宗崎世連、吉武信太朗ら四国の機動型との連係から勝機を見出そう。
曽我圭佑、牧剛央の九州勢を中心視してもいい。大ベテランの牧は06年後期から守ってきたS級の座を遂に明け渡したが、7月別府では決勝3着と闘志は衰えていない。前期4V、今期も7月久留米MNで早速優勝している曽我はここでは機動力上位の存在だし、強気に主導権を奪って勝負して牧も連れ込む競走を心掛けるはずだ。
降級してからのレース内容がやや物足りないものの、実績的に磯島康祐はVの最有力候補にも推せる存在だ。仕掛けのタイミングを誤らなければ、山田敦也と決めてきてもおかしくない。
小田倉勇二、田村真広の関東勢や、売り出し中のホープ・松本京太もV戦線を賑わせそう。一発には注意。