飛躍を遂げた阿部将
今年の阿部将大は、破竹の快進撃を続けている。4月高知記念、6月函館G3、7月別府記念とG3で3Vを達成している。F1戦の4Vを合わせると圧巻の7Vだ。連対率は62・7%で、昨年の40・8%を大きく上回っている。今の勢いなら中心視は順当だろう。
窓場千加頼も今年は充実している。ウィナーズカップは3連勝で決勝に乗ると、ダービーでは2勝、高松宮記念杯は白虎賞3着で準決にコマを進めた。オールスターでも豪脚を披露。タイミングよく仕掛けられれば一発ある。
佐々木悠葵、高橋築の関東勢も目が離せない。佐々木は柔軟性を兼ね備えた自力攻撃が持ち味で、オールスターでは一次予選を連勝していた。一次予選1では、町田太に力を出させない会心の逃げ切り勝ちを演じた。