123期のバトルを堀川敬が勝つ
123期の活きのいいヤングが各地区にそろったことで面白くなりそうな開催。V候補も十指に余るが、堀川敬太郎を本命に指名する。今年1月に特班してからは順調に着外がほとんどないような好成績を続けてきて、5月辺りからは急激に力がついてきた印象。7月取手から8月青森まで目下3連続優勝中と手が付けられなくなってきた。逃げて良し、まくって良しの豪脚で敵を沈黙させよう。番手は佐方良行で差し目も狙えそうだが、最近の佐方は詰めを欠く競走目に付く。現に8月別府MNxでは準決、決勝と堀川の逃げ切りを許しているので、今回も果たして。
斉藤樂と菅野航基の機動力高い機動型同士で組みそうな宮城コンビも互角に戦えよう。昨年12月のレインボーカップで優勝して特班した斉藤はまだ1・2班戦のVは1回だけながら安定感は申し分ない。同期の堀川とは5月玉野の決勝でも対戦。やり合った末に堀川にねじ伏せられて2着だったので、今回はそのリベンジ戦だ。も近況に優勝はないもののほぼ確定板に乗れていて成績も急上昇。S降りの徹底先行の菅野がいても前回りを志願して力勝負にいくだろう。
内山慧大もV争いに参戦する。内山も5月の特班後は順調そのもの。5月松阪MNでいきなり完全優勝すると、6月富山もV、さらに7月豊橋でも完全優勝している。援軍がしっかりすれば、先行基本に積極的に攻めて敵の好きにはさせない。
荒川達郎に川口満宏が続く埼京勢も侮れない。荒川も123期ナンバーワンとして意地がある。失格のペナルティーで出世が遅れたが、9月高松1着で1・2班戦2V目を奪取している。スピードはさすがに一級品で、流れを見極めて好機にスパートなら同期対決に決着を付けられる。
自力を前面に出す競走スタイルに目覚めた藤田昌宏は驚異の50歳。A級に落ちて目標がいるレースも増えたが、7月青森、高知でVなど元気いっぱい。123期の機動型が多い中、経験値の高さで対抗していく。
近谷涼が落車負傷の影響なく復帰なら、三宅裕武、猪俣康一が続く中部勢も怖い。長田祐弥も深瀬泰我が勝ち上がってくれば。