タテ脚でVを狙う武藤篤
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武藤篤弘
各地区の機動型の力が拮抗しているいこともあって狙いは定めにくいが、タテ脚切れる武藤篤弘を本命に指名したい。武藤は通算7年間S級で活躍し、22年後期、23年前期にはS1も張った実力者。失格2回で降級になっただけなので、今期は落車の1回を除き確定板を外していない。ここも先行勝負が基本の柿本大貴に乗ってVをつかみ取りにいく。柿本は7月地元の立川で東京3車ラインの番手を回って優勝を果たし、その後も8月富山で逃げて準Vなど前S級の力を見せている。田村真広も加えて関東勢がラインで決着をつけるか。
小松原正登と中川勝貴の福井勢に、山本巨樹の近畿勢も警戒したい。まくり一撃が魅力の小松原は6月向日町で着で枠元一の番手から好発進してVを飾った。今期もVこそないが、大敗は少なく安定している。8月富山を完全Vなど差し脚冴える中川が逆転を狙う。
上位に南関の援軍が薄いので狙いを下げたが、格清洋介は単騎でも本命に推してもいい選手。7月地元伊東MNで完全優勝。決勝は後方から前団を全て飲み込み同県の遠藤勝も差せないほどスピードに乗っていた。S級にコンスタントに勝っていた機動型は常にV候補に挙げられる。
下岡将也、加藤寛治の中部勢も、ダッシュ鋭い下岡が的確なタイミングで仕掛けられれば一発ある。