守澤太が貫録を示す
今年は3年間維持したSS班を手放した守澤太志だが、6月取手記念で準V、オールスターでは決勝にコマを進めるなど、G戦線で存在感を示している。直近4カ月の競走得点は114点台で今シリーズトップ。北日本の自力型は見当たらないが、位置取りはうまいし、まくりの機動力も秘めている。中心視は順当だろう。
雨谷一樹、諸橋愛の関東勢も互角の戦い。雨谷は持ち味の自在戦が冴えていて、オールスターの最終日は岩本俊、山崎賢らの強敵を撃破している。このレースで雨谷をマークしていた諸橋は2着だっだが、雨谷との着差は微差。逆転は十分だ。
柴崎淳、坂口晃輔、志智俊夫とそろった中部勢も好勝負が見込める。好調とは言えない柴崎ながら、8月松山G3の二次予選では、伊藤裕のまくりに乗って勝ち星をゲット。直線での伸びは悪くなかった。好位置を占めて自力を出せれば一発ある。